2022年を迎え、2/3の節分を過ぎ、本格的にスタートしましたね。
今年は雪が多く、長野県は冬らしい景色となっています。弊社の場所は幸いにも雪が少なく、過ごしやすい地域となっているために助かっています。
人はないものねだりです。雪が多いと文句をいってしまう。
しかし、先のことを考えると、雪が多いと夏は地場が冷えて暑さを緩和してくれます。
四季がある国は、四季の恵は、完璧であるということを忘れてはいけない。古くから変わらないことがある。
その基礎基盤があり、臨機応変に対応して、変化しながら現在が造られている。
しかし時代は音を立てながら変わっていきました。
臨機応変では、間に合いません。
これからは、自分の中の基礎基盤を軸に、千変万化の創造力を生み出していく時代となっていくことを感じています。
新しいことが生み出されていく時代。「今まで」というキーワードは、通用しません。
新しいことが見れることはなんてラッキーなことでしょう。
一緒に新しい時代へ歩んでいきましょう。
毎年、新年式で、その年のテーマで一文字で表わしていただくのですが、2022年のテーマは基礎基盤と千変万化は振れ幅がある!という声を頂きましたが、
これは、分母と分子で使ってください!とお応えしました。
皆様、素敵な一文字を発表して頂き、とても良い雰囲気で新年式を始められたことを嬉しく思います。
2022年、今年も引き続き、社員共ども、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
以下、弊社の新年式での従業員へ向けたご挨拶を掲載させて頂きます。
皆様、昨年はお世話になり誠にありがとうございました。
昨年はいろんな変化を迎え5月より倉庫設立、9月より新規部門立ち上げし、おかげさまで軌道に乗り始め、
良いスタートがきれたこと、ご尽力頂いた皆様に、本当に感謝申し上げます。また、新しい従業員の方々が増え、
誠実な人間性の方々とご縁を頂き、本当に感謝申し上げます。
会社設立45年(運送事業60年)の節目に事業承継を賜り、昨年は今思えば盛りたくさんの一年間でした。
弊社の要となっている運輸部は、昨年は大きな事故がなく一年を無事終えられたことは、一重に一流プロドライバーの意識の高さのなせる業だと思っています。
事故は無くせるものです。日々運転をしていますが、一人ひとりの思いやりの心が重なって、安全という日々が毎日生み出されているのです。
私たち運送事業は安全を創り出す側の人であること。
弊社のプロドライバーはいつもこの安全を創り出す側の意識を高めているからこそ、ライフラインを担う業務ができる、選ばれた人だということを忘れないでください。
また、その土台となる部分を支えているのが、整備部です。機械(車両)のメンテナンスは安全という扉のカギ穴です。
そこに一流プロドライバーというカギが入り動かし、安全という扉が開くのです。整備士は、車両の声を聴き、故障する予兆を見抜く意識で、
日々の整備を心掛けていく必要があります。
整備部と運輸部の連携はとても重要です。これからは情報共有により、作業効率化、経費削減化の取組の一環として、徹底した実施をお願いいたします。
新規の部門に関しては、稼働しながら、課題を克服していくという流動変化対応の仕事です。
こちらは課題が出たということは、さらに良いものへ作り変えることが出来るということです。
ブラッシュアップして、課題が出ない形にしていく過程も、みんなで共に考え、トライ&エラーを繰り返しながら、東部通商オリジナルの形を創っていきましょう。
私はきっと素晴らしい形になると信じています。
みんなでやるからこそ出来る、このプロセスをぜひ楽しみながら一緒に育てていきましょう。
2022年はコロナ禍の影響が反映され始め経済的には厳しい年となります。経済不況となっていくことは必須です。
会社存続のため必要なことは、「不変と可変」です。
弊社の社是と経営理念、この心は護っていく不変的な伝統です。この心を持って、可変していくこと。
新しい時代の先を見据えて、変化を加えていくこと。動いていくことです。決して難しいことではありません。
これをやってくださいね。という提案に一緒に参加していくということだけで良いのです。
弊社の社訓(心構え十か条)はどんな時代でも通用するものだと私は自負しております。
不変的に変わらないものは見えない心の在り方です。
心は今ここに在ってもコロッと変わるから心というのかもしれません。
心は自由です。掴んで離さないものではなく、のびのび育てていくものです。心は変化を楽しめるからこそ、移り変わるのです。
季節が変わるのと同じです。自然の循環は待ったなし。享受し感謝する心を育てていきましょう。
そんな思いから、今年の弊社のスローガンは「自立(自律)」ー
健全な肉体に、健全な精神・心が宿る。まずは、健康第一。
今生きている私たちが考え行動して一歩ずつ創っていく。これからがスタート本番です。
一人ではできないことも、みんな一緒なら成し遂げることが出来る。
今年も皆様、健康に留意して参りましょう。
最後に皆さまとご家族様のご健勝とご多幸をお祈り申しあげ、新年のご挨拶とさせて頂きます。
2022年1月5日 新年式
(株)東部通商 代表取締役社長 金本 紗和